マイホーム失敗事例ベスト5と解決策まとめ
マイホームづくりは一生で一度の機会。
お金も労力もかかる大変なイベントです。
うまく行けばそれに見合うだけの素晴らしい我が家で手に入りますが、失敗してしまうとやり直しは困難です。
不満を抱えたマイホームに住み続けるのは想像以上にストレスの貯まるもので、その先もずっと後悔を抱え続けることになります。
大切な家づくりで後悔しないためには、よくある失敗例を把握し、その対策を練った上で挑むことが重要な鍵になります。
どんな失敗がある?
マイホームづくりの後悔について、よくあるものをいくつか紹介します。
住宅会社選びを間違った
注文住宅を取り扱うハウスメーカー・工務店は数多あります。
その中から自分たちにとってベストな選択肢を見つけるのは想像以上に困難な道のりです。
たくさんのカタログを集めても、しっかり読み込むのは数社だけ、残りは訪問どころかパラパラめくるだけという人も少なくありません。
ハウスメーカーを選んだ後に希望していた設備に対応していないと判明したり、坪単価を重視して工務店を決めたものの、結局高くなってしまったりするのはよくある話です。
高すぎると諦めていたハウスメーカーが、家を建てた後に手の届く範囲だったと判明するケースもあります。
価格が高すぎた
予算オーバーしてしまったというのもよくある誤りです。
見積もりの時点では予算内に収まっていたものの、あれこれ変更を加えているうちに予定を上回ってしまうケースは非常に多いです。
また、予算のほとんどを建築に使用してしまい、他にかかる費用について見落としたまま家づくりを始めてしまってという人もいます。
予算オーバーを防ぐためには、事前にどれぐらいの増加が見込まれるのか、建物以外にどんな費用がかかるのかを把握し、きちんとした資金計画を立てる必要があります。
予算配分を間違えた
予算以内に収まったものの、うまく配分ができなかったという失敗談も多いです。
住宅ローンや貯蓄から、マイホームづくりに使用できる予算の条件というのは自然に決まります。
そしてその予算を、建物や土地、設備などへ要望に応じてうまく配分する必要があります。
ただ、素人では何にどれぐらいお金がかかるのかなかなか分からないものです。
土地にお金をかけすぎて建物にかけられる予算が少なくなってしまったり、家の仕様を決めたら庭にかけるお金がなくなってしまったりするというのはよくある失敗です。
事前にどの程度のお金がかかるのかを知るだけでなく、何にお金をかけたいのかを明らかにしておく必要があります。
住宅ローンの審査に落ちてしまった
家を建てるためには住宅ローンが必須です。
万が一ローンの審査に落ちてしまうと、他の借り先を見つけたり、計画を変更して予算を縮小したりする必要があります。
ハウスメーカーと提携している金融機関の審査には比較的通過しやすいと言われていますが、ハウスメーカーの営業は契約ノルマを重視するため、ローンの通過には楽観的になりがちです。
返済能力を正しく見極めるためには客観的な意見が必要です。
家を買うタイミングを間違えた
マイホームの購入は人生の一大イベントです。
特に購入後数十年間続く住宅ローンの返済は家計に大きく影響します。
家を買うタイミングについては、子どもが小学生に上る前や、増税前などが良いと言われることが多いのですが、誰にとってもそれがベストタイミングだとは限りません。
失敗しない返済計画のためには、数十年先までのライフプランを考えなければなりません。
子どもの進学などでお金がかかったり、定年で収入が減ったりした際にも無理がないように考える必要があります。
ライフプランと返済計画についてよく考えないまま住宅ローを組んでしまうと、家計が苦しくなったり、やむなく家を手放すことになったりしてしまいます。
失敗を防ぐためには
マイホームづくりで後悔しないために必要なのは、家づくりに関する正しい情報と、第三者による客観的な意見です。
ハウスメーカーの営業ではない家づくりのプロに相談することで、この2つを同時にクリアできます。
家づくりでプロに相談することは、知識や意見を得られる以外にもメリットがあります。
それは、家族の意見をうまく取りまとめ、後腐れない家づくりが行いやすくなるというものです。
家族によって良い住まいにするためには、一人だけの意見ではなく、家族全員の意見を聞くことが大切です。
しかし夫婦間であっても不快感なくお互いの意見を上手に合わせることは難しいですし、親や義父母が絡めば全員が納得できる家づくりは不可能です。
ハウスメーカーの営業担当が間に入ってくれることもありますが、基本的に彼らは一番お金を出す人の味方にしかなりません。
表面上はまとまったように見えても、発言権の弱い家族に不満が残ったままになり、それが数十年後に爆発することにならないとも限りません。
しかし、家づくりの専門家という中立の立場の人間が入れば、話し合いはぐっとスムーズになります。
何かこだわりや納得できないことがあっても、専門的な知識のある人から丁寧に説明されれば納得できるもの。
たとえ同じことを説明するのでも、家族に言われるよりも他人に言われたほうが納得しやすいです。
第三者を間に入れることで角が立たず、お互い気持ちよく家づくりができるようになります。
LIFULL HOME’Sで家づくりの相談ができる
LIFULL HOME’S住まいの窓口では、マイホームに関する相談ができます。
家づくりの相談のほか、不動産会社やハウスメーカー・工務店の紹介も行っています。
どこか特定の会社を強くすすめることはなく、客観的な立場からアドバイスをもらうことができます。
窓口はショッピングモールなど便利な場所に設置されているものが多いです。
スーモカウンターと同じようなサービスですね。
無料で利用できる
LIFULL HOME’S住まいの窓口の利用にお金はかかりません。
無料と聞くと、「しつこい営業があるのでは?」と不安に感じてしまう人も多いですが、しつこく電話がかかってきたり、山のようにダイレクトメールが届いたりすることはありません。
これから家を建てようと考えている人なら、いつ家を建てる家具体的に決まっていない人でも、どんな家を建てたいのかまだ良くわかっていない人でも利用できます。
信頼できる住宅会社のみを紹介
LIFULL HOME’Sに登録されているハウスメーカーや工務店は、独自の厳しい審査をクリアした会社だけです。
どの会社も住宅完成保証制度を導入しているため、万が一建築途中に会社が倒産してしまっても必ず完成までサポートしてもらえます。
LIFULL HOME’Sでは登録会社の審査だけでなく、それぞれの会社の特徴や強みもしっかり把握しています。
要望にぴったりマッチした住宅会社を紹介してもらえるため、ハウスメーカー選びも楽になります。
住宅会社とのやり取りを代行してもらえる
ハウスメーカーや工務店を選ぶ際は、候補となる会社と打ち合わせをしたり、見積もりを作ってもらって見比べたりします。
こうした打ち合わせや相談などのスケジュール調整もLIFULL HOME’Sでしてもらえるため、いちいちアポイントメントを取る手間がありません。
また、断りの連絡を代行してもらえるのも魅力です。親身になって話を聞いてもらった営業マンに断りの連絡を入れるのは心苦しいもの。
そうした憂鬱な連絡もLIFULL HOME’Sに任せられるので心理的負担が軽減できます。
家づくりに初心者に嬉しい講座がある
LIFULL HOME’S住まいの窓口では、マイホームの相談のほかに、家づくりに関する無料講座を受講することもできます。
一つの講座にかかる時間は1時間から1時間半ほどです。
まずおすすめなのが「はじめての家づくり講座」です。
注文住宅を建てるまでの手順について解説するもので、全体の流れや予算の決め方、土地探しの方法、住宅会社の選び方など、初心者に必要な一通りの内容を学ぶことができます。
お金に関する講座も人気です。
「注文住宅の価格・相場」講座では、気になる注文住宅の相場や予算の決め方、住宅ローンの基礎知識を学べます。
近年人気の高まっているローコスト住宅についても講座があります。
「ローコスト住宅講座」では、ローコストで家を建てるためのコツや注意点、建築工事費についてなど、ローコスト住宅を建てるなら知っておきたい知識を得ることができます。
はじめての家づくりだからこそプロの力を借りるべき
ほとんどの人にとって一生に一度の家づくり。失敗できない一大イベントだからこそ、専門家の知識と意見を活用しましょう。
家づくりにまつわる失敗の多くは、知識不足や見落としによるもの。
客観的なアドバイスをもらうことで、ありがちな失敗を回避することができます。